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◆◇◆ 一橋大学 延岡教授からのメッセージ ◆◇◆

講師の方を代表して、MOT分野の第一人者でいらっしゃる一橋大学イノベーション研究センター 教授 延岡 健太郎先生から、日本企業への思い、そして、MOTの必要性を説くお気持ちがあふれる 熱いコメントをいただきました。

延岡先生

日本の製造業は壁にぶつかっている。日本企業は商品開発を含めた広義のものづくりを得意としてきたが、それが売り上げや利益に結びつかなくなった。ものづくりがうまくできても、価値づくりができないのだ。経営者の多くは、いまだに現状を理解せず、ものづくりをもう少しうまくやれば、自然に価値づくりに結びつくと信じている。これも困ったことだが、実はもっと深刻な問題がある。それは、ものづくりを徹底しても駄目だとあきらめ、外部委託などに頼って力を抜いている企業が見られることだ。そんなことをすれば日本の製造業は滅びてしまう。ものづくりを軽視するのではなく、とことん突き詰め、更には、それを売り上げや利益に結びつける経営とは何か。それを探求するのが技術経営(MOT)だ。世界中で、もっともMOTを必要としているのが日本企業だろう。

一橋大学イノベーション研究センター 教授 延岡 健太郎先生

MOTとは?

技術経営(MOT:Management of Technology)とは、「技術に立脚する事業を行う企業・組織が、持続的発展のために、技術が持つ可能性を見極めて事業に結びつけ、経済的価値を創出していくマネジメント」(経済産業省)です。 1960年代、米国の大規模研究開発プロジェクトのマネジメントに端を発するとされる技術経営は、時代の変遷とともにその中心とするテーマを変化させてきました。米国においては、1980年代後半以降本格的に研究・導入され、技術革新による産業競争力強化を実現するにあたり重要な役割を果たしたといわれています。 MBAは経営資源を効率的に利益に結びつけるマネジメント、富のマネジメントであるのに対して、MOTは不確実な技術やマーケットから価値を生み出す、富を創造するマネジメントと言われています。

いまなぜMOTなのか

近年、特に製造業においては研究開発に対する投資が、企業の営業利益に結実しにくくなってきています。
その背景には、急速な技術革新やグローバルな市場ニーズの変化等の不確実性が高まった中で、ビジネスを戦略的にどのようにマネジメントしていくか、その判断が大変難しくなっていることがあります。
そのような状況の中、“技術”と“経営”の2つの視点から、先見性、論理性、実効性を有した総合的な施策を企画、立案、実行し、企業や組織を牽引していく人材が求められています。弊社のMOT教育では、不確実な状況下にも的確な意思決定のできる“技術経営スキル”を養っていただきたいと考えております。

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